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レーベル：ギューンカセット
品番：CD95-83
JAN：4582561390623
フォーマット：CD
発売日：2019/11/21

曲目

1　Snowing(Goin`on)
2　ClearColdWater
3　Don`tStopNow(Remasterd)

作品詳細

９０年代初頭に活躍したギターバンド、GARPが美しく切ないメロディーはそのままに、現場復帰！。新録２曲、９４年発売のカセットよりリマスター１曲という、過去と現在をつなぐ４連作シングル第一弾！

プロフィール

Garp Profile
松本　めぐみ / Megumi Matsumoto (Vo)
植田　武史 / Takeshi Ueda (Ba)
はやし　みのる / Minoru Hayashi (Dr)

1990年、大阪でR.E.M. やThe Stone Rosesなどのコピーバンドをしていた松本が、ラジカセで 乱暴に弾き語りを録音したようなオリジナルを1曲だけ携えバンド結成を決意。張り紙の募集で 初めて出会ったのがベースだった。彼の手引きにより、その1曲は松本の想像を超えた完成度と なり、その時にお互い運命を感じたという。のちにわかったことだが、ベースはテクノポップバ ンド「ビスケット・ホリック」脱退後、オリジナル曲のあるバンドを探して、張り紙に行き着い たという。
1991年、「Marble Sheep」というエレポップユニットとして活動を続けていたが、同名バンド があったこともあり『Garp』と改名した。バンド名は、ふたりに共通して好きな映画からつけら れた。『ガープの世界』、あらゆる人生を象徴的に詰め込んで救いようのないように見える物語 を「これぞ人生」と完璧な説得力で書き連ねたジョン・アービングと、それを愛情深く完璧に表 現したジョージ・ロイ・ヒルの映画。<<人生は複雑怪奇なのにとてもシンプルである>>それは まさに、松本の世界観に合致したものであり、今後のGarpの方向性を象徴したものであるように も感じられた。
1992年、松本のアルバイト先である店の隣の店で働いていた斎藤がドラムとして参加。同時期に 松本の当時通っていたクラブ仲間である山口がギターで参加。４人編成となる。ベース以外は経 験も浅いため、必死でついていく形で徐々にではあるがサウンドが作られていった。
1993年、ポルスプエストのコンピレーションにて発表の『Mystery Golden Town』は、サブカル 雑誌StudioVoiceのレビューにて「てなもんやGS」と言われつつも高評価を受けた。また米国音 楽付録EP収録『A Piece Of Star』は「ハイスパート・ベリー」や「オルタナティブ・リンドバー グ」との評を受けた。
1994年、ギューンカセットより4曲入りカセットテープ『GARP』をリリース。また違ったサウ ンドで統一されたが、楽曲の多彩性こそがこのバンドの特徴であった。難波ベアーズを中心にラ イブ活動を続けていたが、その後ドラムの斎藤が東京へ行くことになり脱退。しばらくドラムは 入れ替わり活動を続けながらも、斎藤の大阪遠征によるアルバム作成に取り掛かったが、事情に よりアルバムは未完成のままバンドは活動を休止した。2004年には松本と植田で新バンドを結成 し数年活動したが程なく活動は停止、その後はそれぞれ別の道へ進み会うこともなかった。
時を経て2018年、松本と植田が再会。期間限定の再結成として山口とギター八田、そして新ドラ ムはやしが参加し、現在斎藤の住む岐阜でオリジナルメンバーによるスタジオライブ配信を行っ た。当初の再結成の目的はそこで果たされた。
2019年、松本と植田、そしてドラムのはやしにより新生『Garp』として、より結成当初に近いサ ウンドで自身たちの「ガープの世界」を表現するべく活動をスタートさせる。