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音遊びの会「音の城/音の海」(OTOCD001/002)

販売価格 2,000円(税込2,200円)
型番 OTOCD001/002

レーベル:音遊びの会
品番:OTOCD001/002
フォーマット:CD(2枚組)
2006.11.11発売

[内容]

2005年12月3日(土)・4日(日) 旧乾邸(神戸市東灘区住吉山手)
ゲストミュージシャン:千野秀一、 片岡佑介、 石村真紀(音楽療法研究者)
「音の城」は、神戸の山の手にある古い洋館、旧乾邸で行われた。客間、廊下、庭、サンルーム、様々なところで音楽が生まれ、それらが互いに絡み合い、織りなす綾のように変化していった。訪問者は、自分の耳を頼りに城の中を探検し、それぞれのコンサートを形作った。


2006年3月5日(日) ジーベックホール(神戸ポートアイランド)
ゲストミュージシャン:大友良英、 江崎將史(popo)、 林加奈、 森本アリ
「音の海」は、神戸港に浮かぶ人工島にあるホールで行われた。アンサンブルを組もう!というテーマでワークショップを重ねた結果、メインステージ、サブステージ、そしてロビーで、フェスティバルのように27演目にもわたる様々な演奏が繰り広げられることとなった。リーダー的存在の大友良英を中心に、みんなでスクラムを組み、コンサートは始まった。




大友良英、千野秀一 参加!
神戸発、知的障害者・音楽家・音楽療法家による音楽プロジェクト!

第一線で活躍するゲスト・ミュージシャンと共に、「音楽」とは何かを考え続けた結果がここにある。
2回の公演内容を収録した2枚組。
大友良英、千野秀一、石村真紀、森本アリの体験談を掲載。




知的障害者と呼ばれる彼ら彼女らとの付き合いの中で、音楽とは、自由に演奏することとは・・・こんな根本的な問いをとことん考えつづけた数ヶ月。ここにあるのは、そんな僕らのドタバタのドキュメントだ。誰がどう聴こうが、オレにとっては人生最高の宝物になった。                   ---大友良英

我が物顔で指揮する少年、挨拶/礼儀を即する少女、自由奔放に踊る少年、予想を裏切る構成で引っ張る演奏、家族も交えて送る優しさに満ちた空間。公演中も目頭が熱くなる瞬間が多く、それをこらえるのが必死だった。それらが、この録音には詰まってる。              ---森本アリ(三田村管打団?)

踊る指揮者に出会った。統率するのではなく、アンサンブル全体と共振する指揮者だ。ルールがない中に秩序が立ち現れ、上書きされ、変容する音楽。「どっこいしょ」と普段着の声、力いっぱい叩いた微音、ターンテーブル、掃除機、シンセサイザー、カホン・・・今日はどんな風景が聞こえるだろう。
---野村誠(NHK教育「あいのて」監修・出演)

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