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てあしくちびる「coreless」(CL-035)

販売価格 2,000円(税込2,200円)
型番 CL-035

レーベル:Club Lunatica
品番:CL-035
フォーマット:CD
発売日:2016/6/3

詳細


アコースティックとオルタナティブ。ギターとバイオリン。声と言葉。
男と女。轟く二人きり。てあしくちびる。

足利発男女デュオ。アコースティックな編成ながら、そのアグレッシブな演奏で各地の会場を揺るがし、急速にその名を響かせつつある、てあしくちびる。渾身の2nd。全9曲。

曲目


1.日常
2.Odd le KITAKANTOW
3.フェイントはしない
4.こわれす
5.青春
6.くちびるこうた
7.ケリ
8.関東平野がここからぶった切られているのを毎日感じている 〜組曲〜
9.ヒドラ

・推薦コメント:
関東平野の広さと狭さを同時に鳴らし、
北関東の開放感と閉塞感を同時に唄う離れ業。
戯けたリズムで近づくOddな二人組に、
僕は驚かされ、躍らされました!
映画監督 草野翔吾

浦和ロックンロールセンターの頃から、新しい音楽は都市と郊外の境界から生まれると言われてきた。
てあしくちびるも、その実証例になるのだろうか。
ただ、21世紀に入って「関東平野がぶった切られる」境界は、急速に引いていった。引き潮の砂浜に取り残された生物が、奇跡的に獲得した生存手段。誰も望んでいなかった未来に生きるためのスタンス。彼らの前作を、そんな風に聴いていた。
そしてまた、新境地へ。
相手の首根っこを掴んで挑みかかるような調子から、下手をするとソファに寝そべり鑑賞しても許されそうな音楽へ。油断ならないのは、それで腕のガードを下げたように見せつつ、足で細かく距離を詰め、唇が吐く言葉は角度を変えて前にも増して鋭いことだ。でも、その痛みが何かを考えるより先に、僕らは彼らの音に包み込まれることもできる。生存をかけた進化は、ぜんぜん終わっていない。完璧。
四本淑三(フリーライター)

ある日僕の手と足と唇ではない手と足と唇(達)から真っ直ぐにひん曲がったアルバムが届きました。
相反するものがいとも簡単に同居してしまう不思議な感覚。
おめでとう。
ありがとう。
そろそろ膝を付き合わせようと思いながら聴いております。
fpk(まがる/KING OF OPUS)

くっついたのはがせなくてこまったー!っとなり関東平野を越え辿りついた山小屋で『やっほー!』と叫んだら『夕飯はカッレーよー!』と森の中の木々をすり抜けるようで一本まっすぐに私の所まで帰ってきたものだから、そうか!こうやって足踏みをして左手を前にだせば後ろにマワした右手の中に明るいランプがほらもう入ってる。
朝・昼・夜といった時間軸の想像が掻き立てられ、クセになってしまうメロディとリズムはキリっと前を向いていて穏やかにスっと入ってきてホっと息を吸いこむ。
わかっていたけれどやってきたような突然の出逢いの虜はいつだってドキドキする。
荒川淳 ReddTemple,studio tissue★box

よりローカルに、よりボーダーレスに。てあしくちびるは編成、国籍、シーン…あらゆる境界線をミニマルな荷造りで横断してゆく。
田中雄飛(編集者/新大陸レコーズ)

アコースティックの進化はとうに終わって新しい音楽はパソコンでしか聴けないと思ってました。「Odd le KITAKANTOW」デモを初めて聴いたときの「まだまだ捨てたもんじゃないですな」感は忘れられません。
公一(ギギ/『coreless』 Sherpa)

最小ユニットが 最高のシェルパと 登り切った山頂には
奇天烈で美しい平野が 歪に広がっていた。
そして更なる頂上を目指す、、、。
夏秋文尚(録音/MIX担当)

オルタナ、トラッド、ヒップホップ、トーキングブルース。表現の見えざる山脈、あるいは茫漠の荒野を見おろす、て、あし、くちびる。北関東、足利より登った、二人きりの巨大な星座
谷口マルタ正明(Club Lunatica)

プロフィール


てあしくちびる -Teashikuchibiru-
kawauchibanri(voice,acoustic guitar)
くっちー(voice,violin)
2010年結成。いくつかのデモ音源を発表の後、2014年6月、初のプレス全国流通盤となる『Punch!Kick!Kiss』を発表。2ピースリズム隊なしのアコースティックな編成、そのオルタナティブでポップかつ突然変異的な音楽性により、テクノ、ヒップホップ、ハードコア等ジャンルを問わず各方面より好評を博す。ライブハウス、クラブ、カフェでのライブの他、2013年「Gunma Rock Festival」2014年「森、道、市場」等大型野外フェスなどにも出演。メディアでは、2014年フジテレビ「未来ロケット」出演や、2016年マガジンハウス「relax」にインタビューが掲載される等、精力的な活動を行っている。

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